【コラム】プロフィール写真撮影解説【税理士事務所編】

皆さんこんにちは

LIN-NAH株式会社のYです。

今日は以前撮影した、とある税理士事務所様のプロフィール写真の撮影について解説したいと思います。

今回は、メンバーが増えることもあり、HPや提案資料などで使用するプロフィール写真を一新するというご依頼でした。

企業様向けの撮影について、重要な点がいくつかありますが、

今回は

「その写真を見た人にどんな印象を与えたいのか」

について、この事例を踏まえてお話したいと思います。

写真は思った以上にその撮影方法で人に与える印象が大きく変わります。

レンズ、焦点距離、照明、照明につけるアクセサリー、背景などなど

選択肢はたくさんあります。

皆さんであれば、税理士さんにお仕事を依頼する時、どんな税理士さん

にお願いしたいですか?

僕であれば、やはり数字をきちんと扱って欲しいので、真面目な方にお願いしたいなと思います。

これは本当に人それぞれだと思います。

例えば、お金関係を色々相談しやすいように、気さくで笑顔が素敵な人がいい!など

逆に、こういった税理士を探しているお客さんに

自分がどんな税理士なのか、何を強みにしているか

それを伝えるためのWEBサイトやSNSであり、その一部分を担っているのがプロフィール写真になります。

どんなプロフィール写真を使用するかは

どんな税理士に思ってもらうか、思わせるか、その戦略でもあります。

依頼者がどんな人物像を求めるかに応じて、プロフィール写真の撮り方は変わります。

今回であれば、若手が多い会社様なのでフレッシュさや勢いを示す写真というのもありでしょう。

スタートアップやベンチャーなどまさにピッタリです。

しかし今回は、税理士の方で、数字を扱うので、カッチリした頼りがいのある印象を与える写真にした方が合うと判断しました。

背景紙はフレッシュさを出すなら、白や水色などを使う手段もありますが

今回はグレーを選択しました。

グレーの背景紙は大御所俳優が宣材写真を撮影する時などによく使用され、貫禄や威厳、落ち着きを印象づける写真になります。

ライティングに使用したライトにもこだわりがあります。

ライトの先につけるアクセサリーにも様々な種類があり、どれを選択するかで被写体の印象を大きく変えます。

例えば、ライトに何もつけずに直接当てれば、影が濃く出るので、かっこいい印象に、逆にソフトボックスやアンブレラ、紗幕など間に噛ませるアクセサリーが増えれば、影が柔らかくなり優しい印象になります。

(この辺りは厳密に話すとややこしいので本当にざっくり話しています。)

今回は、ある程度影が濃く出た方が、かっちりした印象が出るので、ライト直当てに紗幕を一枚噛ませたもので撮影しています。

実際に撮影した写真は下記になります。

被写体から向かって左からライトが当たっていますが

被写体の左顎や鼻下あたりに影ができていると思います。

ここの濃く、線がはっきりした影ができているので、スマートでかっちりした印象を与えることができるのです。

また、影が濃く出ることで、スーツの形を立体的に表現することができるので、引き締まった印象を与えることにもつながっています。

いかがでしたでしょうか。

LIN-NAH株式会社ではこういった撮影案件も承っております。

マーケティング会社ならではの、お客様の目的に合わせた撮影ディレクションを行って参ります。



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